今日もゲーム楽しんでますでしょうか。GaSaPです。
ゲーム情報を調べているときに、『FPS』って単語をよく目にしませんか?
また、「スプラトゥーンはFPSだ」と言ってたりしませんか?
「とりあえず銃で撃つゲームのことでしょ」って思っているそこのあなた!それだと30点くらいの回答です。
いや言い過ぎたかもしれません。40点くらいです。
今回は『FPS』についてわかりやすく説明していこうと思います。
FPS(エフ・ピー・エス)とは?
結論から言うと、2通りの意味があります。
- FPS・・・ファーストパーソン・シューティングゲーム
- fps・・・フレームレート
1の場合は大文字、2の場合は小文字で表記されることが多い印象です。
同じアルファベットの略称だから分かりづらいんですよね・・・。
それではそれぞれについて、カンタンに解説していきます。
FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)
FPSとは、シューティングゲームの一種なのです。
わかりやすくするために、もうひとつ『TPS(サードパーソン・シューティングゲーム)』という言葉を並べます。
- FPS -> 「主観視点」のシューティングゲーム
- TPS -> 「三人称視点」のシューティングゲーム
これでピンときたでしょうか。
カメラ、つまりゲーム画面が何を映しているのかによってジャンルが変わるということです。
有名なゲームで例えたほうがわかりやすいかもしれません。
FPSのゲーム – Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
今日本で最もプレイされているFPSといえば、こちら『Apex Legends』ではないでしょうか。
主観視点でのプレイ画面
このようにFPSプレイ中のゲーム画面は、自分の手や敵の姿など「操作キャラクターの目がみているもの」になります。
その他のFPSの特徴としては、
- 足音などで状況判断する場面が多く、聴覚が非常に重要
- 自分がその場にいるようなリアルな緊張感を味わえる
- 海外では『DOOM』など歴史的ヒットタイトルがあり、主流ゲームのひとつである
などが挙げられます。
特に聴覚情報は戦況を左右するため、ヘッドホンなどの音響環境にこだわるゲーマーも多いです。
少し話がそれますが、ゲーミングヘッドホンの評価軸の一つに「定位(ていい)の良さ」というものがあります。
これは、「音の発生地点を正しくヘッドホン上で表現できているか」という指標です。
「斜め後ろで敵が走ったときに、実際に斜め後ろから足音が聞こえるか」ということですね。
定位の悪いヘッドホンだと、真後ろのような、横からのような・・・はっきりと敵の場所を認識することが難しかったりします。
TPSのゲーム – FORTNITE(フォートナイト)
三人称視点でのプレイ画面
次にTPSです。このようにTPSプレイ中のゲーム画面は、「操作キャラクターの背後のカメラが映しているもの」になります。
FPSに比べ、周囲の状況把握がしやすいことが最大のポイントかも知れません。
また、操作キャラクターの姿が見えることによって、ジャンプ→狙ったところに着地。などの細かいアクションが取りやすいです。
その他のTPSの特徴としては、
- 壁越しの状況も確認しやすいため、かくれんぼをする状況に適している
- 操作キャラクターのスキン(服)やアクションを、プレイヤー自身が楽しめる
などが挙げられます。
視界がひらけていることで、フォートナイトの建築要素などのように、銃撃以外のアクションを盛り込みやすいと言えると思います。
冒頭で触れたスプラトゥーンも、三人称視点なのでTPSにあたりますね。
スプラトゥーンはジャンプ・色塗り・スペシャルウェポンなど、TPSの視点を最大限に活かした名作だと思います。
FPSとTPSまとめ
- 銃とか撃つゲームで、主観視点だったらFPS。三人称視点だったらTPSである。
以上!ということです。ちなみに最近ではこんなゲームも出てきています。
- ゲームの中でFPS視点とTPS視点を切り替えられる・・・『PUBG』など
- ゲーム内の役割によってFPS視点とTPS視点が分けられている・・・『Dead by Daylight』など
- シリーズの途中でTPS→FPSという変更があった・・・『バイオハザード7』
様々なプレイスタイルで遊べる良い世の中です。
fps(フレームレート)とは?
おっと、忘れるところでした。
冒頭でお話したとおり、フレームレートという言葉もfpsと略されます。
この場合、fpsは全く別の意味になります。
frames per second の略で、「コマ/秒」を表します。
なんのこっちゃと思うかもしれませんが、ここまで話してきたゲームジャンルの話は忘れてください。
動画の滑らかさの単位のことなのです。
どれくらいヌルヌル動くのか
フレームレートという概念を知るまで、ぼくは幸せでした。
これを知ってしまってから、ぼくはどんなゲームをやるときでもフレームレートが気になってしまいます。
上述したとおり、フレームレートとは「コマ/秒」のことなのですが、要するに
「1秒間に何ページめくるパラパラ漫画なのか」ということです。
わかりやすい動画があったので見てみましょう。
下の方の飛行機ほど、なめらかに飛んでるのが分かるでしょうか。
そうなのです、fps(フレームレート)の数値が高いほど、動画はなめらかになるのです。
一般的に人の目は、60fpsくらいをなめらかに感じると言われています。
- fpsが低い(30fps以内)・・・ガクガクしてる
- fpsが高い(60fpsくらい)・・・ヌルヌルしてる
こんなふうに表現されることが多いと思います。fpsは結構身近なところでもある話です。
例:Youtubeの画質選択
Youtubeの画質選択の、”1080p60″の60の部分は、fpsを指しています。
上の方を選ぶと、画質も良くなるしヌルヌルするよってことですね。
で・・・ゲームによって、ゲーム機によって、fpsの値は違います。
- ヌルヌル動くゲームかどうか
- 本来ヌルヌル動くゲームだとしても、ヌルヌル動くゲーム機かどうか
といった要素があるということです。ヌルヌルいいすぎて「ぬ」だけでヌルヌルが表示されてます今。
ゲームにおけるfpsの重要さ
fpsが高いと、敵の動きが見やすくなるのです。
「敵が攻撃モーションに入ったら回避ボタンを押す」
頭ではわかってても、反応できない・・・ってことありませんか?それ、fpsが低いせいかもしれません。
さっきの飛行機の動画を例にして考えてみましょう。
あの飛行機が更に速度をあげて近づいてきて、「ぶつかった瞬間に防御ボタンおして!」と言われたら、
どの飛行機がタイミングを合わせやすそうでしょう?
きっと、ガクガクしてる飛行機はタイミングが合わせづらいと思います。
なので、アクションゲームや上で述べたFPS・TPSをプレイする際、
fpsは高いほど有利なのです。
オンライン対戦などで、PCユーザーが強かったりする理由の一つに、
ゲーミングPCはfpsを高く設定できるというのがあるかもしれません。(他にも要素はあると思いますが)
よかったら、自分がプレイされてる環境は、そのゲームは、何fps出てるのか?と調べてみるといいかもです。
はっきりって、30fps以内だと、基本不利だと思います。
fpsを上げるには
結論から書きますが、ゲーミングPC以外はfpsを上げる手段は多くありません。
- ゲーミングPCはスペック次第で300以上のfpsも出せる(多くの人は60〜120fpsくらいだと思います)
- PS4は60fpsが限界。ゲーム内に「フレームレート優先」という設定があればそれで上げられる。(MHWとかはありますね)
- Switchは60fpsが限界だが、60fps出てるゲームは非常に少ない
なので家庭用ゲーム機メインの方は、PS5など次世代機を買う以外いい方法はないかもしれません。
ぼくはゲーミングPCで120fpsを経験してから、60fpsもガクガクに感じる体になってしまいました・・・。
また、発売直前のPS5は、限界値が120fpsまで引き上げられるようです!
その辺のゲーミングPCも真っ青のスペックとなってますし、PS4ゲームの互換性もあるようなので、環境よくしたい方は頑張ってPS5ゲットしましょう!
注意点
モニターやテレビに繋いでゲームをすると思うのですが、モニター側にもfpsのような指標があります。
リフレッシュレート・・・単位はHz(ヘルツ)というものです。
これは、モニター側が「1秒間に何コマ表示できるか」という指標です。
さっきのパラパラ漫画に例えると、「1秒間にめくれるページが何ページあるか」ということです・・・逆に分かりづらいですかね。
雑に言ってしまうと、
120fpsのゲームを120fpsで表示するためには、120Hzのモニターに繋がなきゃいけない
ということです。つまり、
120fpsのゲームを60Hzのモニターに繋いでしまうと、体感できるのは60fpsになってしまいます。
また、一般的なモニターやテレビはほとんどが60Hzとなっています。
PS5の恩恵を最大限に発揮するには、120Hz対応のモニターを買わなきゃいけないってことですね。
モニターに関してはHz以外にも画質やポートなど、色んな要素がありますのでまた別の記事でまとめようと思います。
まとめ
「FPSのfpsを上げたいから、PS5と120Hz対応のモニターを買おう」
この言葉の意味がすんなりわかればもうバッチリです!
長い記事となってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。