【打鍵音比較あり】『Razer Huntsman V2 Tenkeyless』クリッキースイッチモデルをレビュー

キーボードって、持ってるのについつい新しいものを使いたくなってしまいます。ゲーミングメーカー優良顧客のGaSaPです。大変ご無沙汰しております。

僕はゲーム用途では、メインで『Razer Huntsman mini』を愛用しています。このキーボードのいいところは、

  • 60%サイズでデスクを広く使える
  • 光学式スイッチによるめちゃめちゃ速い反応速度
  • 第2世代リニアスイッチによるめちゃめちゃ静かな打鍵音

といったところです。ただ、人間ないものねだりをしてしまうもので、”Fキー・矢印キーがないこと”の不便さがどんどん気になってしまっていました。

そんなとき、なんと後継機の『Razer Huntsman V2』『Razer Huntsman V2 Tenkeyless』が発売されました。ということで、後者の 『Razer Huntsman V2 Tenkeyless』 テンキーレスモデルを買ってみました。

手持ちの『Razer Huntsman mini』 がリニアスイッチということもあり、今回はクリッキーモデルを選択!初のクリッキー系のスイッチです。

そして気づけば3ヶ月使用してきましたので、使用感も含めてレビューしていきます。

新しいキーボード選びに悩んでいる、『Razer Huntsman V2』モデルに興味があるけど、どのモデルが良いかわからない・・・という方の参考になればと思います!

開封・外観チェック

いつものRazerの箱です
本体、リストレスト、USB A to Cケーブル、説明書が付属

本体

アルミフレームが鈍く光る感じで、結構高級感があります。
キーキャップはほんの少しだけ表面がざらついていて、滑りすぎず滑らなすぎず、とても良い押し心地です。

ロゴはこの一箇所。控えめでかっこいい
角度は6度、9度の調節が可能
本体側TypeCケーブルは付属のものだとぴったりはまる仕様だが、別のものでも挿すことは可能

リストレスト

おそらく合皮のリストレストです。柔らかく肌触りがいいのですが、暫く使うと手の表面が蒸れる感じがあります。
また、テンキーレスモデルはマグネットがなく、本体とくっつかないので結構ずれやすいです。
フルサイズモデルはマグネットが付いていて、本体にもピタッとくっつくんだとか。良いな。

リストレストはジャストな高さだが、マグネットがないためずれやすい

機能チェック

RAZER SYNAPSEにてかなりカスタマイズが可能です。
ほとんどのキーがカスタマイズ可能で、マクロやライティングの設定、プロファイルの保存もできます。

また本製品の特徴として、ポーリングレートは8000Hzまで設定できます!
ただ・・・僕には違いが今ひとつわからなかったのと、ゲームによってはCPU負荷が上がるという情報を見たので、おとなしめに設定してます。

ちなみにフルサイズモデルにあるメディアキーが羨ましかったので、下の画像の通りあまり使わない右上のキーに「音量アップ」「音量ダウン」「マイクミュート」などをアサインしてます。これ便利。

キーやポーリングレートのカスタマイズ画面
Fnキーとの同時押しも別の割り当てができます
ざっくりライティング調整
細かなライティング調整
ライティングはMAXにしても少し控えめな印象

使用感

打鍵

初めてのクリッキー。どんな打鍵感なんだろうと楽しみにしてました。

3ヶ月たった今となっては、とても気に入っています!が、最初は音の大きさに結構驚きました。
また、ビルドの問題なのか、キーによって押した瞬間に「キーン・・・」という音がします。これは結構気になる方が多いかもしれません。底打ちの音というより、打鍵の瞬間の音なんですよね。

慣れた今でも、ボイチャや配信の際に使うのは難しいかなと思っています。

ただ・・・打ち心地が軽く軽快で、「カチッ」というフィードバックが指に返ってくる心地よさが、すっかり癖になってしまいました。一人でゲームするときはもっぱらこのキーボードを使っています。
押下圧が3g軽いこともあってか、軽い力でカチカチカチカチタイピングできます。

もともと持っていた『Razer Huntsman mini』は、リニアオプティカルスイッチなので、打鍵音を比較した動画を作りました。短いのでぜひご覧ください。

反応速度も同じですので、音の小ささを考えるとリニアスイッチのほうが幅広いシチュエーションで使えて良いかもしれませんね。

反応速度

Ga Sa Blog

ずっと気になっていることがありました。Ducky One 2 Miniの反応速度です。反応速度が遅い気がするのです。ちな…

↑こちらの記事でも利用した、反応速度計測ゲームを今回もやってみました。

結果としては、『Razer Huntsman mini』と全く同じとなりました。実際にゲームをしていても、押した瞬間に反応してくれていることが実感できています。

まとめ

『Razer Huntsman V2 Tenkeyless』 のまとめとしては以下のようになります。

良いところ

  • ほぼ遅延ゼロに近い反応速度
  • ほとんどの事が可能なカスタマイズ性
  • テンキーレスによる取り回しの良さ
  • (好みが分かれるが)クリッキースイッチの良さ、もしくはリニアスイッチの良さ

いまいちなところ

  • 値段がちょっと高い

Razer Huntsman の選び方

クリッキーかリニアかはお好みで。個人的にはリニアのほうがおすすめです。
JIS配列かUS配列かもお好みで。その上で、

テンキー必須→フルサイズ

テンキー不要、矢印キー必須→テンキーレス

テンキー不要、矢印キー不要→mini

シンプルにこれで選んでいいと思います。メディアキーなどはキーカスタマイズで代用できますし。

なんにせよ、個人的には『Razer Huntsman V2 Tenkeyless』は非常にいい買い物でした。クリッキースイッチの良さも知ることができ大変満足しています。

特にFPSで勝率を上げたい方は、反応速度が命運を分けることもあるかと思いますのでおすすめです。
それでいて、テキスト入力も問題なく可能ですので、用途の幅広さで言えばコスパの良いモデルなのかなと思います。

以上です。キーボード選びの参考になりますよう。

最新情報をチェックしよう!
>